Vo放クラ GRAD編

 

1.はじめに

1-1.ごあいさつ

お世話様です。お助け風野さん(https://.twitter.com/help_kzn)運営、奴氏(https://.twitter.com/drst_500ml)と申します。新シナリオGRADが実装されて早いもので2週間が経過しようとしていますが、皆様は挑戦してみましたか?ひらめきやアビリティなど新たなキーワードが登場し、ユーザーの間でも大きな話題になっています。様々な仕様が検証、解明され(検証されていた方、本当にお疲れ様でした)、これまでフェス育成のスタンダードだった感謝祭を上回る育成が可能と発覚し、現状解禁されているイルミネと放クラに関しては完全にGRADにシフトしたと言っていいでしょうし、残りのユニットも解禁され次第それに追従するのは間違いないと思われます。

今回はそんな新時代でVo放クラをどう組むかを考えていきます。題材こそひとつのユニットに絞っていますが、このカードが強い、必須である、といった単純な話をお伝えしたいわけではありません。GRADに移行した新時代のグレードフェス用育成の考え方が大きなテーマです。よって、他のユニットを使っている方も何かヒントがあるかもしれないので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。GRADの基本的な仕様についての解説は省略するのでご了承ください。知りたい方は有志が動画サイトアップロードしている解説動画等をご覧ください。

 

1-2.用語解説

TA : トップアピール。

LA : ラストアピール。

PL : パーフェクトライブ。全ての審査員からTAとLAを取得すること。

一瞬 : 伝説の一瞬。全ての審査員から同時にLAを取得すること。

フェスマ : フェスマスターの略。PLと一瞬を同時に取得すること。

金パッシブ : 2凸で解放できるパッシブスキルのこと。

 

2.プロデュースアイドル

特に変わっていません。以前公開した記事をご覧ください

https://helpkzn.hatenablog.com/entry/2020/03/26/213422

 

3.サポートアイドル

3-1.どう選ぶ?

感謝祭育成ではサポート自体の性能はもちろん、アイデアのバランスを考えて編成する必要がありました。

一方GRADの場合従来の性能に加え、「絆」と「ひらめき」の2点を考慮して組んでいきます。

絆とはアビリティの一種で、取得した絆アビリティと同名のアイドルがフェス編成にいれば無条件で5%バフが入るというものです。これが非常に強力で、ざっくり説明するとフェス編成5人にそれぞれ対応する絆を最大の4つ積むと常時100%バフが乗る計算になります。これは大変なことです。1ターンに6枠の制限の中でそもそも鳴くかわからないパッシブに頼っていたところに、絆を取った分のバフが最低保証の形で入るとの話です。手持ちと相談して可能な限り積みましょう。要は放クラを組むならできるだけ放クラのサポートを連れていって絆アビリティを取りましょうってことです。

次はひらめきです。イメージは感謝祭のアイデアに近いですがよく見ると全くの別物です。アイデアはカード毎に設定されていましたが、ひらめきはアイドル毎で設定されています。真乃のサポートのひらめきは全て、例外なくボーカルです。アビリティの中には全ての属性のひらめきを要求するものも多く、ひらめきが偏っていると育成が難しくなります。事前に最低限どのアビリティを取るか決めてから編成を考えるといいでしょう。

 

3-2.主力サポート

実際に編成したサポートアイドルの特徴と目的を解説していきます。

 

3-2-1.【晴れ、よかばい〜!】月岡 恋鐘

編成の核となるサポートです。まずパネルから解説すると、Vo上限が170あります。実際は直進で100上限と金パッシブに至る15の計130だけ開ける場合が多いです。さらに100上限の通り道にある4ターン以降Vo40%パッシブが優秀で、絆のために放クラのサポートを採用すると薄くなってしまう終盤に20%と比較的高い確率で2回も鳴いてくれるため、底上げに大きく貢献してくれます。そして伝家の宝刀100%パッシブですね。倍率、確率共に高く、いかに思い出までにMeを49%以下にするかが勝負です。

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育成方面も優秀です。2種のマスタリーSPに、回復持ちとGRADの申し子とも言える構成です。

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3-2-2.【ノー墨・勝者フェイス】黛 冬優子

唯一のマスタリー上限があるので、ステに拘りたいセンターやVo担当の育成で採用します。

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他にもマスタリー体力やGRAD編のキーワードであるユニマスSPも持っており、パッシブも智代子や凛世のライブスキルで上限を満たせるので、非常に貢献度の高い1枚です。

ちなみに、このカードのVi互換として実装されたうち来る愛依のパッシブが、この冬優子より高い倍率に設定されている点を私は今でも根に持っています。

 

3-2-3.【お菓子なティータイム】大崎甘奈

今更解説の必要もなさそうなVo育成の定番ですね。放クラはひらめきViがいないので大助かりです。

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3-2-4.【雨のち、マイヒーロー】小宮 果穂

放クラで唯一のVoひらめきを持っています。3.5倍でかつメンダメアップとVoバフで恋鐘と冬優子の金パッシブにアプローチできる4凸スキルはやはり優秀ですね。金パッシブもMe49%以下の恋鐘に対しこちらは50%以上でどちらかは抽選されるので、前半は果穂のパッシブで審査員を引き寄せてMeを削り恋鐘に繋げる流れを作りつつ、もしMeが減り切らなくてもそのまま果穂のパッシブが抽選といった隙のない構成になります。

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しかしこのサポートにはVoステやSPを伸ばす能力がない致命的な欠点があります。それどころかマスタリーはどちらもMeで、絆アビリティの取得のために一緒に行動する回数も多く、大体の場合Meが500まで上がってしまいます。恋鐘とセットで採用する場合はこの点に注意しましょう。Da互換のスリープオーバー樹里はユニマスSPでGRAD編の解禁から大活躍してるのにどうして…。

 
3-2-5.【月刊CLIMAX】有栖川 夏葉

やはり優秀な60%パッシブに加え、一緒に行動するだけでVoが伸びるので使い勝手は良好です。ラジオとはいえSPを稼ぐスキルも持っており、絆の存在も考えると採用するには十分です。

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3-3.まとめ

3-1.で絆が大切と言っていたのに他ユニットのサポートばかりでは?と思った方も多いでしょう。GRADが実装されてから手持ちとにらめっこして編成を考えていましたが、Vo放クラを育成するにあたって、放クラのサポートは弱すぎると結論しました。まずひらめきがVoDaDaMeMeと偏りがあります。Viは他ユニットから借りる必要がありますし、果穂を育成する場合はDaDaMeMeになってしまい、育成難易度が大きく上がります。加えてSPを生み出せるサポートが少ないのも致命的です。更にパッシブが序盤に偏っており、終盤はパッシブがマイヒーロー果穂の1凸くらいでスカスカになります。

よって絆はある程度妥協して、編成自体の質を上げていく方針に落ち着きました。

 

 

4.EXスキル

4-1.プロデュースアイドル

感謝祭では約束によるサポートの偏りを活かすために朝コミュや約束のEXスキルを付ける方が一定数見られましたが、GRADでは約束を守る余裕はほとんどなく、センターに関しては大体親愛のお守りを使い、約束を受ける必要すらないので感謝祭に比べると優先度は下がっています。よりGRAD向きのEXスキルに変えるのもいいでしょうし、朝コミュと約束は貴重なSPの供給源でもあるので、センター以外に付けている場合はそのままでもいいと思います。金EXの上書きは抵抗がありますし、一応タイミングよくおやすみ約束を引けると確実に大回復できますからね。

やはり汎用性の高い初期SP、パーフェクト発生率、初期値でしょうか。困ったら初期SP並べておけば何とかなります。

 

4-2.サポートアイドル

感謝祭ではノート確保のためにサポートイベント発生率を必ず付けていましたが、GRADではステ上昇以外の効果は特にないため優先度は下がります。とは言っても貴重なSPの供給源なのでそのままでもいいと思います。

あとはやはり強い滞在と、ひらめき×2が出る確率が上がる初期絆でしょうか。タオル等の初期絆を上げるアイテムを持ち込む場合は滞在を増やしてもいいですね。

 

5.プロデュース

ある程度方向性が見えてきたので、編成を組み、プロデュースに入りましょう。ここで大切なのは編成を組んだ段階でゴールを決めておくことです。どのくらいのステで、パッシブはどれを開けて、アビリティは最低限どれを…事前に定めておくとプロデュースを計画的に進められるでしょう。

 

5-1.編成と方針

5-1-1.樹里

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センターの樹里ですが、今はこんな編成でやってます。いきなり放クラがいませんね笑

霧子をマイヒーロー果穂にしたり、Da枠が夕街凛世だったり、限定イルミネ3人突っ込んだりと色々試しましたが、現在採用しているセンターはこの編成で育成しました。忘れる前に書いておきますが、センターを育成する際は事前に何回か試走した方がいいです。というのも、センター育成には親愛のお守りを使う方が多いと思いますが、それは数に限りがあり失敗が許されないからです。組んだ編成での育成に慣れておくのが大切です。

編成を紐解いてみると、マスタリーSP持ちの恋鐘甘奈に、ステに拘るためにマスタリー上限持ちの冬優子の3人が育成の核です。この3人はVoマスタリー体力を持っているため、EXスキルでしっかりVoに固めてステとSPを稼ぎつつ回復で行動回数を増やしていきましょう。残り2枠のアリス霧子は2枚目のVoひらめきです。PRによる上限解放を狙っていくのでVoを多くしています。加えて育成性能も優秀ですし、恋鐘のユニマスSPにも引っかかります。Da枠のあさひはDa育成用のサポートですが、冬優子のユニマスSPと自身もSPを稼ぐ仕組みがあるので採用しました。この枠は非常に難しいところで、よりアンティーカに特化できるサンタ三峰なんかもいい動きをすると思います。

育成の目標ですが、ステはパネルのVo上限が790で、そこにアビリティも入るのでVo1300を最低とします。

ライブスキルは自身の札を2枚、パッシブは自身のものと恋鐘冬優子を開けます。

アビリティはセンター適正とオールラウンダー(以下オルラン)を◎まで、スロースターター(以下スロスタ)、スタートダッシュ(以下スタダ)、思い出高低に加えVo上限+です。

センターのステが大切なのはGRADも同じです。適正とオルランは必ず開けましょう。スロスタスタダと思い出高低は絆のように無条件でバフが入るので出来るだけ回収します。

 

5-1-2.凛世

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リーダーの凛世です。核となる恋鐘にリーダー適正のために夏葉を加えMe2枚体制、Voは果穂でDaViは花星のイルミネを採用しています。

とにかくパッシブを充実させたくてこうなりました。SPが相当キツくなるのが分かりきってますが、推しだし何とかなるだろくらいの気持ちで笑

凛世はVoに置く方が多い印象です。上限が300ありますし、基本的に思い出直前に切り、最後の整地を任されるのでステを求めたいという理屈です。それは間違いなく正解ですが、私は2種のパッシブを確実に鳴かせたいのと、上限が300あるので裏を返せば少ないSPでもそこそこのステが狙え、パッシブの取得に集中できると考えているのでリーダーに置いています。また、5人ユニットなので手札事故が多く、思い出直前に切れないパターンが多いのも理由のひとつです。

育成の目標ですが、ライブスキルは自身の2枚です。

ステはVoが860です。これはまず凛世自身の150上限を開けて200、恋鐘を直進で開けて115、これに恋鐘の金パッシブ手前の15とイルミネ2人の最初のパネルの15を足した数字です。余裕があれば自身のもう1枚の50上限を開けていきたいですね。

パッシブは自身の2枚とめぐると灯織は1凸2凸両方、恋鐘に果穂の金まで取ります。リーダーは元々パッシブの発動率が1.5倍になりますが、アビリティの適正とオルラン◎まで取ると1.9倍まで上昇します。よって出来るだけ有用なパッシブを詰め込みたいところです。

アビリティはリーダー適正とオルランを◎、スロスタスタダに思い出高低、夏葉と果穂の絆が必須です。

リーダー枠の適正やオルランに関しては不要との意見もよく見かけますね。パッシブの発動率補正だけではなく、Meにも補正が入るため、Me49%以下100%パッシブをはじめMeを条件とするパッシブの発動が難しくなるからです。これに関しては何らかの対策が必要で、もし審査員頼みならリーダーのMeを極端に低く育成するか、そもそも適正を取らないのが正解です。一方Vo放クラは注目度やメンタルダメージが全ユニットの中でもトップクラスに高い編成なのでその辺は心配無用です。

 

5-1-3.果穂

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Vo担当ですね。ここもステに拘りたいのでセンターの樹里と同じ編成です。これで実用に足る育成ができたらあさひを凛世に変えて同等のステと絆を粘っていきたいですね。

ライブスキルは自身の3.5倍が固定に、恋鐘の4倍3割自傷と冬優子の3倍をマッチング次第で使い分けていきます。

ステはVo1250を目標とします。パネルは740ですが、アビリティに加え冬優子もいるため十分現実的です。

パッシブは恋鐘と冬優子に加え、最近は果穂自身のDaバフに注目しています。Daなので火力面では完全にノイズですがアビリティで火力は確保されているため、このパッシブが混じっても安定して感謝祭産以上の火力を出せます。メンタルダメージ50%アップに加え確率高めでMe80%以上でしか抽選されないので序盤のMe削りには適任です。

アビリティはVo適正にオルランを◎、スロスタスタダに思い出高低を確保します。

 

5-1-4.夏葉

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Da担当です。この辺は絆をしっかり確保したいので放クラから3人入れています。スリープ樹里未所持なので2凸のフローズンを採用しました。Da担当なのでDa2枚にしてPRで少しはDaステも稼いでいきたいところです。

ライブスキルは自身の5倍と果穂の3.5倍を取得します。

ステはVo880を目標とします。自前の100に果穂の150、恋鐘の100上限直通に金パッシブ手前で130が内訳です。

パッシブは自身のVo50%と恋鐘、果穂を狙います。自身の金バフが本当に優秀で、果穂のパッシブから引き継いでメンダメを上げてしっかり49%以下に持っていきます。リーダーに置いている方がいるのも納得の性能です。

アビリティはスロスタスタダと思い出高低、凛世果穂樹里の絆は確定で、余裕があればDa適正やオルランも狙っていきます。

 

5-1-5.智代子

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Vi担当です。夏葉に続き絆3です。Vi2枚にしてステを稼ぎたかったのですが、放クラにViがいないので断念しました…

ライブスキルは自身の3属性バフを2枚取得します。

ステはVo880を目標とします。夏葉と同じルートですね。

パッシブは自身のものと恋鐘果穂夏葉を狙います。

アビリティはスロスタスタダと思い出高低、凛世果穂夏葉の絆は確定で、余裕があればVi適正やオルランを狙っていきます。

 

5-2.育成

準備ができたので早速育成しましょう。まだまだ手探りな部分が多いですが、自分なりのポイントをまとめていきます。

 

5-2-1.プロデュースアイテム

プロデュースアイテムは有限なので育成方針に応じて適切な選択をしましょう。

まずセンターですが、確定で親愛のお守りです。感謝祭育成に慣れた我々はもうWINGでのセンター育成のような修羅の道に耐えられないくらい軟弱になりました。アイドルに妙にいい匂いがするトーストを食わせて祈っていたあの日々を忘れたいのです。今は親愛度急上昇もありますが、それを前提に育成し、再現性のない上振れ育成を引いて急上昇が起きなかったらそれはただの試走です。私ならしばらく立ち直れません。脱線しましたが、親愛のお守りで確定で思い出5になるので育成に集中できます。もう1枠はTシャツ(タオル)を持ち込みました。タルトと迷ったのですが、Voマスタリー体力が3人いるためそもそもの行動回数が多く、腐る可能性があること、絆を盛ってひらめき×2を出やすくして少しでも早くアビリティを片付けてステに集中したいのでTシャツを選びました。

他の4人はタオルとタルトを持ち込んでいます。タオルはセンターと同じ理由で、タルトはやはり行動回数の確保ですね。体力がないけれど、どうしても踏みたい配置を引いたときにタルトがあると安心感が違います。 GRADではトラブルが発生してもひらめきは回収できますが、どうせなら成功した方がいいですよね。

 

5-2-2.ブロック

GRAD編では各シーズンに入る際にブロックを選択します。選んだブロックに応じて特定のレッスンの施設レベルがそのシーズン中のみ上がります。また、この選択やファン満足度によって予選や本番等の流行が決定されます。

私はS1から順にD→A→A→Aの順で選択しています。AはVo1極育成ということで説明は必要ないと思いますが、Dはどうでしょう。Dブロックはラジオトーク雑誌の所謂お仕事の施設レベルが+2されます。そして、S1のうちにやっておきたいのはお仕事でSPやファン数稼ぎではなく、Voレッスンの施設レベルを2に上げることです。ここでのポイントは、ブロック選択で施設レベルは上がりますがシーズン中は固定される点です。つまり、Vo育成だからとの理由で全てのシーズンでAを選択するとVoレッスンは4で固定されてしまい、どれだけ踏んでも5には上がりません。アビリティを回収しているとVoレッスンが思ったように踏めなくて、いざアビリティが揃ってステを調整する段階になってもマスタリーが偏ってかつパーフェクト複数回が前提になったりと厳しい展開も多いです。そこでS2以降5で固定できれば少ないレッスンでより高いステを目指せますよね。今は全員この順で育成しています。

 

5-2-3.アビリティ

最初に一番大切なことを書いておきますが、アビリティを取得する際は必ずその週のサポートの配置を見て行動を決定してからにしましょう。

必要なアビリティが早く揃うと育成だけを考えられる時間が増えるので、なるべく急ぎたいですよね。そのためにも効率よくアビリティを回収しましょう。真っ先に片付けたいのは絆やスロスタスタダです。これらは必要なひらめきが偏っており、後半に残すと厄介です。特に絆はSSRひらめきを使えず、指定のアイドルのひらめき×4で固定なので早い段階で全て片付けましょう。運良く×2が落ちたらチャンスです。スロスタスタダも2種のひらめきを3個ずつ要求してくるので難易度は高めです。こちらはSSRひらめきが使えるものの、単品だけだとスロットの6/8を占めてしまうので、迂闊に集合を踏むと枠が足りなくて他のアビリティでの消化を強いられるリスクがあります。また、SSRひらめきが落ちたら出来るだけオルランに使っています。理由として、その先にあるオルラン◎はSSRひらめきが2個必要で、後回しにして運が悪いと泥沼になるからです。よっていつSSRひらめきが出てもすぐオルラン◎にアクセスできる状況を作っておきましょう。ここまでをまとめると、絆とスロスタスタダを意識して回収し、SSRひらめきが落ちたらオルランの優先度を上げるといった感じですね。これらに加えVoレッスンの施設レベル上げを意識しつつS1に臨んでいます。

ちなみに適正もセンター以外はひらめきが偏っています。私は編成の段階でリーダーの凛世はMe2枚、Voの果穂はVo2枚にしているのでそこまで焦る必要はないと考えていますが、1枚でやる場合はS3以降に残らないよう早めに回収してしまいましょう。

 

5-2-4.PR

 GRAD実装初日はPRによる爆発的なステの伸びが話題になりましたよね。しかし、アビリティの強さが解明されるにつれて、ひらめきを全て消化するPRの優先度は落ちていきました。

私は上手くいった育成では大体2回はPRを行なっています。主な目的はステやSP稼ぎですが、不要なひらめきで身動きが取れなくなった際にリセットボタンとしても活用できます。例えば私の編成だと、甘奈と恋鐘が運良く連続してVoレッスンにいたので踏み、ViとMeが必要以上に溜まりPRで消化といった動きはよくあります。

他にもアビリティ上限を狙えるので、ステが欲しい育成なら意識したいですね。

 

5-2-5.ライプパート

予選で負けた場合敗者復活戦があり、そこで打たれ強いor弱いの限定アビリティを取得できますが、どうしてもそれが欲しい場合以外は全て勝ちましょう。ステやSPが貰えるのもありますし、本番前に1週行動できます。

私の場合ブロックS2以降A固定なので流行がVo1位になり、1位スピアで勝てますが、怖いのは本番でのメン死です。育成が上手くいって、あとは優勝してSP60でパッシブ開けて終わり…のはずがメン死で台無しなんて悲劇は回避しなければなりません。有効な対策として、まずはデフォルトのライブスキルであるメンタルキュアを上書きせずに持ち込むことですね。Vo1位に関しては比較的楽にTAを取れるので、回復する余裕があります。

また、メン死に繋がるような行動をしないことです。例えば注目度やメンタルダメージが上がるパッシブは全て終わってから開けるようにして本番に持ち込まない、審査員の影響力が上がる4の倍数ターンに注目度やメンタルダメージが上がるようなライブスキルは使わないがありますね。私の場合、SPが余ったからとメイド夏葉のパッシブやライブスキルを持ち込むとかなり厳しくなるでしょう。運悪く審査員に殴られ続けた場合はもう仕方ないですが、自分が原因の敗退の可能性は極力排除しましょう。

 

5.実戦

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育成が終わりました。ステが目標に届いていない子もいますが、今後の課題ですね。

感謝祭に慣れてると思い出係数1.30以外はインスタ映えしないので少し気になりますね。

 

5-1.環境

早速実戦といきたいところですが、まずは環境を確認しましょう。

5/22~5/31 グレード7 審査員必要興味値250万 流行ViDaVo

フェスイベなので、前期に比べ必要興味値が50万増えています。よってマッチング次第では6ターン目や7ターン目も見えそうですね。

Viアルストやあさひは要注意です。とは言っても複数出てきたらプロメッサで自爆してくれない限り無理なので最初から諦めている節はあります。また、評価値が低いためあまり出てきませんが、興味ダウンで盤面を破壊するVoアンティーカも要注意です。狙い目としてはGRAD編の実装から増えている真乃や果穂ですね。

では潜ってみましょう。

 

5-2.実戦

序盤はメンタルを削りつつ、DaVi審査員を殴っていきます。やはりバブルバスター果穂のパッシブはいい仕事をしますね。

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中盤は智代子のライブスキルでバフをかけつつ、6ターン目でのフィニッシュを想定して樹里の全体アピールも切っておきます。凛世のライブスキルを最後に切っていよいよ思い出アピールです。

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なんですかこれ。

不一致審査員に100万出ました。パッシブの質の高さやフェスイベボーナスの存在もありますが、何にせよ感謝祭育成の樹里ではあり得ない数字です。

もはや伝説の一瞬は当たり前で、TA取れる枠が残っているかどうかの話になっています。

これがGRAD育成です。

 

6.おわりに

 フェス育成の面でGRADは感謝祭を過去のものにしました。残りのユニットも順次解禁され、育成は完全にGRADに移行するでしょう。乗り遅れたくない方は日々アンテナを張って情報収集はもちろん、実際に育成して経験を積み重ねていきましょう。困ったら相談に乗りますので、お気軽にご利用ください。今回はこの辺りで、ありがとうございました。3人ユニットに負けず頑張っていきましょう。

 

 

この記事は2020/5/25時点の仕様を元に作成しました。今後何らかの変更やカードプールの拡充により、この記事全体、あるいは一部が誤りになる可能性もあります。その点はどうかご了承ください。